Amazonの商品ページを見ていくと、商品ページの中にたくさんのバリエーションが載っているものがありますよね。
例えば、こういった商品などです。
今回は、こういった商品の仕入判断で注意しないといけないことなどについて説明していきます。
Contents
Amazon商品のバリエーションについて
さきほどの画像のように、色、数、サイズなどのことを「バリエーション」と言います。
Amazonの商品ページでは、1つのページにさまざまなバリエーションが表示されているパターンと、別の商品ページになっているパターンがあります。
後者はkeepaでも単独でグラフを追えるので問題はありませんが、前者は注意が必要です。
商品ページでのバリエーションの見方
先ほどあげた商品では、2種類のバリエーションが表示されています。
赤色矢印で差しているところがバリエーションの表示です。
この表示だと、「オレンジ」色の「23cm」サイズの商品が選択されています。
他のカラーやサイズを選択すると、商品画像も変わっていくことが分かると思います。
Keepaグラフでのバリエーション表示について
Amazonの商品ページで様々なバリエーション表示がある場合のKeepaのグラフを見てみましょう。
上記は、「オレンジ」色の「23cm」サイズの商品のグラフです。
そして、こちらは「ローズクオーツ」色の「23cm」サイズのグラフです。
商品の値段や、Amazon出品のオレンジの帯の違いはひとめでわかるかと思います。
このグラフの期間を1カ月にして、売れ筋ランキングだけで表示させてみます。
オレンジ
ローズクオーツ
同じ日時のランキングを見てみましょう。
オレンジ
ローズクオーツ
バリエーションの統合表示
以前はバリエーションのある商品についても、別商品として、グラフが表示されていました。
なので、仕入判断についても比較的簡単にできていたのですが、グラフが統合されていると、「実は売れない色やサイズなのに仕入れてしまった!」なんてこともあり得ます。
統合されたグラフの比較方法
では、バリエーションが多い商品はどのようにグラフを比較すればいいのか、説明していきます。
少し手間がかかるので、パソコンで確認する方がスムーズですよ。
比較手順
まずは先ほどのAmazonの商品ページのグラフから。
「Variations」をクリックします。
さらに、「Open in Product Viewer」をクリック。
そうすると、別のタブでKeepaの画面が開き、商品のバリエーション一覧が表示されます。
ここから、1つずつ商品を開くと、その商品のグラフが表示されます。
最初に例に挙げた、「オレンジ」「23㎝」のグラフ
次に、「クールミント」「19㎝」のグラフ
別バリエーションで、「マリンブルー」「15㎝」
同じ日時でのランキングはこの通り。
「オレンジ」
「クールミント」
「マリンブルー」
仕入判断をする際の注意点
グラフを比較してみる
比較の手順は先ほど説明した通りです。
例にあげた商品はたくさんのバリエーションがありつつ、バリエーションごとにあまり売れ行きの差がないのですが、物によっては全然売れないということも多々あります。
特にスニーカーなども、サイズによって売れ行きが違うことが多いですね。
店舗などでは、その場で判断せずに、商品の型番やサイズのデータだけを持ち帰って比較してみるのがいいかもしれません。
レビューを確認
グラフの比較以外でも、Amazonの商品ページからレビューを確認してみましょう。
「新しい順」で表示させて、直近でどんなバリエーションの商品にレビューがついているかを確認します。
これでどのバリエーションが人気なのか、なんとなくですが予想を立てていきます。
消費者の視点でも考えてみよう
「消費者目線で考える」ことも、せどりで稼いで行くには大事な要素です。
例えば、日用品などでも、複数個がセットになったバリエーションがあります。
こういった商品などでも、自分が「買う立場」になって、どのバリエーションを購入するか考えてみると、仕入れの判断も付きやすいのかな、と思います。
まとめ
Keepaグラフの統合で、仕入れ判断がつきにくくなったバリエーション商品ですが、Keepaのさまざまな機能を利用して、売れ行きの差を確認できます。
最初の頃は、判断に迷いがちですが、「消費者目線で考える」ことを忘れずに、利益商品を仕入れていきましょう。
Keepaの基本的な操作方法や仕入判断はこちら記事も確認してください。