今日は卸仕入れ・メーカー仕入れについてお話しします!
せどりでは店舗や電脳で仕入れを行うことが多いですが、仕入れができる場所はこれらの小売店だけではありません。
小売店のさらに上流、メーカーや卸問屋から直接仕入れることも可能です。
本記事では卸・メーカーからの仕入れについて概要を説明します。
Contents
店舗せどり・電脳せどりとの違い
店舗せどり・電脳せどりとは、店舗またはネットなどの小売店で買ったものを小売(Amazon等)で販売する手法のことを指します。
流通ルートを表すとこのようになります。
ではメーカー仕入れ、卸仕入れはというと
このような流れになります。
上流のメーカーや卸から仕入れることで中間マージンが減り、その分安く仕入れることができます。
卸・メーカー仕入れのメリット
メリットは以下の通りです。
それぞれについて見ていきましょう!
①安く仕入れできることが多い
先ほどもご説明した通り、メーカー仕入れ、卸仕入れでは仕入れるまでの中間業者が減る分、商品を安く仕入れることが可能です。
また卸・メーカーは取引先によって卸値を変えています。
継続して取引をしていると、交渉により卸値を下げて利益率を上げることが可能です。
しかし一点注意すべきなのは、小売店等のセールの目玉商品などは、小売店の方が安く仕入れができる傾向にあります。
上流で仕入れるからと言って、すべてが最安値ではないので気を付けましょう。
②リピート性が高く、安定的に仕入れが可能
卸・メーカーと契約ができると、電話一本、メール一通で仕入れが可能です。
店舗の在庫状況や、楽天のセール時期にかかわらず仕入れができるので、安定的に仕入れを行うことができます。
③アカウント閉鎖のリスクが少ない
Amazonせどりを行っていると、常に出品規制や真贋調査などアカウント停止のリスクと戦うことになります。
しかし卸・メーカー仕入れなら信頼性の高い正規品を仕入れることができるため、真贋調査等が来るリスクは低くなるでしょう。
また有事の際にも正規の請求書を発行できるため、アカウント停止の危機を回避しやすくなります。
④ライバルが少ない
個人レベルでせどりを行っている人にとって、卸・メーカー仕入れはハードルが高く感じる人が多いのではないでしょうか。
そのため当然ですが新規参入者が少なくなり、自分だけの仕入れ先を開拓すれば長期的に利益を出しやすくなります。
また、信頼関係を構築することでAmazonでの独占販売権を獲得することも。
ここまでくると価格競争に巻き込まれることもなく、在庫がなくなったら補充するだけの自動販売機のような仕組みの構築が可能です。
卸・メーカー仕入れのデメリット
デメリットは以下の通りです。
では順に説明していきます。
①1回の仕入単位が大きい
メーカーや卸問屋から仕入れる場合は、ロット単位の仕入れとなることがほとんどです。
売れない商品を仕入れてしまった場合、不良在庫を大量にかかえることになるでしょう。
1回の仕入単位が大きくなるので、仕入れるべきかの見極めはしっかりと行いましょう。
②ある程度の資金が必要
とりわけ最初の取引では現金前払いを指定されることが多く、ある程度の資金力が求められます。
取引回数を重ね、信頼を獲得すると「掛け払い」が可能になることも多いですが、常に支払いができるようにある程度の資金を確保する必要があります。
③取引先を開拓するのに手間がかかる
いつでも仕入れができる小売店とは違い、卸・メーカー仕入れでは事前に取引を開始する契約を結びます。
個人事業主とでもすぐに契約に応じてくれる会社もあれば、電話や書類提出などの審査が入る会社もあり難易度は一概には言えません。
しかし、こういった難易度の高い企業と契約できるとライバルが少なく利益を出しやすいことが多いため、ぜひ挑戦してみましょう。
最後に
以上、卸仕入れ・メーカー仕入れの概要ついてご説明しました。
一度構築すれば安定して仕入れができる卸メーカー仕入れ。
せどりに慣れ資金にも少し余裕のでてきた方は、ぜひ挑戦していきましょう。