【2-3】店舗仕入れ(基本編)

せどりのレジ落ち(レジ落とし)とは?見つけ方も理解しておこう!

レジ落ちって何だろう
レジ落ちを活用して仕入れをしたい

上記のように、レジ落ちについて詳しく知りたいと思ったことはありませんか?

せどりを始めるまで「レジ落ち」という言葉を聞いたことがなかった人が、ほとんどのはずです。

そこで今回の記事では、店舗せどり歴7年以上でレジ落ちを得意とするぼくが、レジ落ちが発生する仕組みとレジ落ち商品の見つけ方についてわかりやすく紹介します。

今回の記事を読むことで、レジ落ちを活用できるようになるでしょう。

レジ落ちは「廃盤商品の情報をどれだけ効率良く収集できるか」が重要。

ライバルせどらーを出し抜いて利益を出すためにも、ぜひ今回の記事をご覧ください。

ちなみに下記の講座では、レジ落ちの攻略法を動画で簡単に解説しています。

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レジ落ちとは?

レジ落ちとは、店頭表示価格と購入価格に差異が発生する現象のことです。
実際にレジに持って行って会計しようとした際に金額が落ちることから、「レジ落ち」と呼ばれます。

以下の写真をご覧ください。

店頭のPOPには10,454円(税別)の表記がありますが、レシートを見ると4,622円で購入できています。

 

せどりをしていると、このようなレジ落ち現象が結構発生します。

レジ落ちについて、以下の項目ごとに深掘りしていきましょう。

  1. レジ落ちが発生する仕組み
  2. レジ落ちの発生しやすい業態・チェーン

レジ落ちを使いこなすためにも、まずはレジ落ちに対する知識を深めていく必要があります。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

①レジ落ちが発生する仕組み

レジ落ちは、以下の流れで発生します。

  1. そのチェーンの本部で値段を下げる商品を決定する。
    (例えばAという商品を10,000円から5,000円に値下げする)
  2. 本部一括でその操作をするので、操作完了後にはどの店でもAをレジに持っていけば5,000円になる
  3. その後各店舗で値札を変更するが、人員の数、忙しさ等により、値札貼り替えが追いつかない店舗が出てくる
  4. ただ、本部で一括変更しているので、まだ店頭で10,000円の値札を出しているお店でも、レジにAを持っていけば5,000円になる

上記が、レジ落ちの全容。

要するに、値下げ後の値札の貼り替えが追いついていないだけなのです。

②レジ落ちの発生しやすい業態・チェーン

レジ落ちしやすい業態・チェーンを、以下にまとめておきます。

  • 家電量販店(ヤマダ電機・エディオン・コジマ)
  • ディスカウント(ドンキホーテ・ダイレックス)
  • ホームセンター(ビバホーム)
  • ショッピングセンター(イオン・イトーヨーカドー)
  • スポーツショップ(アルペン)

一般的に家電量販店で、レジ落ちは発生しやすいです。

特にヤマダ電機はレジ落ちが多発するので、レシートと実際の商品の値段はチェックしましょう。

レジ落ちのメリット・デメリット

ここからは、レジ落ちのメリットとデメリットを紹介していきます。

レジ落ちにはメリットしかないと思いきや、デメリットも存在するのです。

それでは、詳しく見ていきましょう。

レジ落ちのメリット

レジ落ち活用のメリットは、以下の通りです。

  • ライバルセラーが増えにくい
  • 利益率が向上する

レジ落ちする商品は、ライバルセラーが見つけにくいです。

例えば、Aという商品が1万円で表示されていましたとします。

A商品のアマゾン出品価格は、1万円です。

そうなると、1万円で仕入れると赤字になってしまいますよね。

ですので、ライバルセラーは仕入れをしないのです。

ただ「A商品が5千円にレジ落ちする!」と知っていれば、5千円仕入れで1万円売りの利益を出せます

レジ落ち商品を見つけると、自分だけの利益商品となって、利益率向上に大きく貢献してくれるのです。

レジ落ちのデメリット

レジ落ちのデメリットとしては、以下の2つです。

  • 店員が価格を修正する場合がある
  • 電子POPの影響でレジ落ちしにくくなっている

レジ落ちする商品を見つけても、店員が正しい値段に直して販売する可能性があります。

特にベテランの店員だとレジ落ち現象に慣れているので、ササっと価格を変えてしまうのです。

店舗との関係性が築けていれば、レジ落ち価格で販売してくれますよ!

また、電子POPが普及するとレジ落ちは発生しにくくなります。

なぜなら電子POPの場合、価格が変わると自動で表示も変わるからです。

店員が値札を張り替える必要がなくなるので、レジ落ち現象自体がなくなってしまいます。

レジ落ちしやすい商品

ここからは、どんな商品がレジ落ちするのか紹介していきます。

具体的には、以下の4つです。

  1. 廃盤商品
  2. 古くからお店に置いてある商品
  3. 季節商品
  4. 場所を取る商品

商品知識がつけば、レジ落ち商品を見つけやすくなります。

それでは、詳しく見ていきましょう。

①廃盤商品

既に廃盤になっていて、在庫を処分するだけの商品はよくレジ落ちします。

現行品が発売されると、旧品は値下げの対象。

現行品の売れ行きが良くなるので、店舗側としても旧品の在庫は処分したいのです。

毎年新商品が出るようなジャンルは、しっかりチェックしましょう!

②古くからお店に置いてある商品

何年も前からお店に置いてあるような商品も、レジ落ちする可能性があります。

売れ行きが悪いので、店舗も値下げして早く売り切りたいのです。

箱が古くなっている商品はレジ落ちすることが多いので、レジに持って行ってみましょう。

③季節商品

季節物の商品も、レジ落ちしやすいです。

理由としては、季節ごとに売り切らないと売れ残ってしまう可能性が大きいから。

例えば、9月〜10月頃にかき氷機が正規の表示で置かれていたら、レジ落ちするかもしれません。

季節商品も、レジ落ち対象としてチェックしましょう。

④場所を取る商品

大きな商品や、陳列が難しい商品もレジ落ちしやすいです。

店舗からすると邪魔であるため、早く売り切って他の商品を陳列したいと思っています。

大型商品や、いびつな形をした商品はレジ落ちする可能性があるので、注意して見ておきましょう。

レジ落ち商品の正しい見つけ方を6つ紹介

ここからはこの記事の重要な部分である、レジ落ちする商品の見つけ方を紹介していきます。

まず最初に、レジ落ちする商品は廃盤品が多いと覚えておきましょう。

  1. せどりすとプレミアムから見つける
  2. アマゾンの販売ページから見つける
  3. 家電量販店のサイトから見つける
  4. 商品のパッケージから見つける
  5. ネットショップから見つける
  6. セラーリサーチで見つける

上記の方法を活用することで、必ずレジ落ち商品を見つけられるようになります。

それでは、1つずつ見ていきましょう。

①せどりすとプレミアムから見つける

せどりすとプレミアムの画面から、レジ落ち商品をみつけられます。

せどりすとプレミアムには、商品に関する様々な情報が記載されています。

例えば以下の画像のように発売日が古い物で、販売価格が右肩上がりのものは廃盤商品です。

せどりすとプレミアムで上記のような廃盤商品を見つけ、店頭でレジ落ちしないか確認してみると良いです。

②アマゾンの販売ページから見つける

アマゾンの販売ページをみると、廃盤商品がわかりやすいです。

新しいモデルが出ている場合、丁寧に記載がされています!

以下のように「この商品には新しいモデルがあります」という記載があった場合、廃盤商品である可能性が高いです。

アマゾンの販売ページを見ていて上記のような記載があった商品は「レジ落ちする可能性がある」と覚えておくようにしましょう。

③家電量販店のサイトから見つける

家電量販店のサイトにも廃盤品であることの記載があるので、レジ落ち商品がみつけられます。

以下の画像はビックカメラの販売サイトですが「販売を終了しました(生産完了)」という記載がありますよね。

ビックカメラのサイトでレジ落ちする商品が見つけられれば、他店舗展開して利益をさらに拡大できるでしょう。

④商品のパッケージから見つける

パッケージの状態から、レジ落ち商品かどうかを判断できます。

商品の箱が少し古くなっていたり、汚れている場合は、廃盤品である可能性が高いです。

古い商品は廃盤品で、値下げしやすいからね!

店頭でレジ落ちするかどうか見分ける場合には、商品のパッケージにも注目しましょう。

⑤ネットショップから見つける

ネットショップでも、レジ落ちしやすい商品を簡単に見つけられます。

ネットショップでリサーチしていると、違和感を感じることがあるのです。

以下の写真はビックカメラのネットショップですが、JBLのヘッドフォンが非常に安いのがわかります。

通常であれば、ヘッドフォンとスマホの保護フィルムが同じ値段であるわけないですよね!

ネットショップで他の商品と比較して違和感がある場合は廃盤品で、レジ落ちする可能性があるのです。

⑥セラーリサーチで見つける

ぼくのおすすめは、セラーリサーチでレジ落ち商品を見つける方法です。

アマゾンで、廃盤品ばかりを販売しているセラーを見つけましょう。

廃盤品ばかりを販売しているセラーは、レジ落ち狙いばかりやっていることが多いです。

レジ落ちばかりをやっているセラーがどんな商品を販売しているかを参考にすれば、自分のレジ落ちリストを作成できます。

セラーリサーチを活用すれば、誰でも簡単にレジ落ち商品を見つけられるようになります!

実際にレジ落ちした商品5つを紹介

最後に、ぼくが仕入れて実際にレジ落ちした商品を紹介していきます。

今回紹介するのは、以下の5つです。

  1. イヤホン
  2. ジュース
  3. 超音波ウォッシャー
  4. スピーカー
  5. ウェアラブル
画像付きでわかりやすく紹介していきます!

それでは、1つずつ見ていきましょう。

①イヤホン

箱が少し古くなっていたイヤホンをレジに持って行ったら、2円だった事例。

商品のパッケージからレジ落ちを見分けるのも、非常に有効です。

非常に珍しい事例ですが、レジ落ちが発生するとこのようなこともあります。

②ジュース

購入したお茶は68円の表示ですが、レジに持って行ったら50円でした。

どんな商品がレジ落ちするのかわかりませんね!

 

家電や日用品だけではなく、飲食料品もレジ落ちします。

③超音波ウォッシャー

ベスト電器へ店舗同行した際に見つけた、超音波ウォッシャーがレジ落ちしました。

廃盤品で、レジに持って行ったら2,728円。

このように、1万円以上レジ落ちする場合があります。

④スピーカー

ドン・キホーテで仕入れたスピーカーも、レジ落ちしました。

表示は12,800円でしたが、レジ落ちして7,678円で仕入れました。

型番から現行の商品ではないことを見分け、レジ落ちを狙った事例です。

⑤ウェアラブル

アルペンで購入した、ウェアラブルです。

14,990円の表示ですが、レジで7,148円でした。

上の写真のウェアラブルはショーケースに入ってたので、ショーケース内もレジ落ち対象としてチェックしましょう。

レジ落ちを活用して稼ごう!

レジ落ちをうまく活用すると、自分だけ仕入れできる商品に早変わり。

商品知識と相場感が身につけば、レジ落ち商品を見つけるのは難しくありません。

レジ落ちについてさらに詳しくなりたい方は、以下の動画講座を視聴してみてください。

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