【2-1】アマゾン販売基本情報

すり替え、悪質な返品の対策をしよう

どうも、ののです

アマゾンで出品して販売していると、どうしても1%くらいは返品されてくることがあります。

まっとうな理由での返品は仕方ないのですが、まれに悪質な返品を受けることもあります。

特にFBAを利用している出品者は1度でも経験があるのではないでしょうか。

高額な商品ほど死活問題になってくるので、防げることはしっかり対策していきましょう。

FBAって何?という方はこちらから読んでみてくださいね。

商品を販売する際にかかる手数料を把握しよう! Amazonで商品を販売するにあたって、手数料をしっかりと把握することが大切です。 この手数料をちゃんと計算しておかないと...

アマゾンのルール

30日以内ならどんな理由でも返品できる

まずはアマゾンの返品ルールから確認しましょう。

返品ルールはこちらから確認できます。

色々と書かれてますが、購入後30日以内ならどんな理由でも返品できるようになっています。

購入者都合の場合は半額返金(なハズだが全額ばかり…)

基本的には、購入者都合の返品は半額返金となっています。

ですが、FBA発送の商品が返品されてきた場合、アマゾンでは状態をチェックしないため、ほとんどが購入者の言うままに返品を受け付けてしまいます。

なんでも返品されてくるのは困るな~
そんなアマゾンの甘さを逆手にとった悪質な犯罪者もいるから本当に困るんだよね~

悪質な返品やすり替えとは?

中身をすり替えて返品してくる

返品してきた中身を確認するとまったく違うものに変わっていた

というようなことが、せどらー界隈ではよく聞く話で。

10万円のキン肉マンフィギュアがキン消しにすり替わって返ってきた人の話を聞いたときは腹を抱えて笑いましたが、僕自身も、20万のカメラをすり替えられたことがあります。

ぜんぜん笑えません。。。

実際、Twitter上でもかなり被害にあっている人たちがいます。

新品の商品をぼろぼろの中古商品とすり替えられたり、その手口は色々です。

全く違うものを返品してくる

さらに悪質な返品となると、まったく違うものを返品してきたり、部品だけを抜き取って返品してくる犯罪者もいます。

アマゾンに任せっぱなしだと、まったくと言っていいほど対策を取ってもらえません。

そういった悪質なすり替え・返品に対しては、自分自身で対策していきましょう。

悪質なすり替え・返品を防ぐためには

死活問題に繋がる悪質なすり替え・返品に対してはしっかりと対策をしていくことが大事です。

販売額が3万を超える高額商品については、以下の対策がマストです。

シリアル番号を保存しておく

時計や家電製品など、高額な商品にはシリアル番号が記載されています。

アマゾンに納品する前にそのシリアル番号を保存しておきましょう。

シリアル番号は偽造できないので、自分が納品した商品とは違うものだという証拠になります。

重量を測ってから納品する

シリアル番号の保存ともう一つ重要なのは、商品の重量を測ってから納品することです。

その理由は以下の通り。

アマゾンは納品時と返品になった商品はひとつひとつ必ず重要を測る

FBA倉庫に納品された商品をアマゾンはひとつひとつ、必ず重量を測ります。

返品されてきた商品の重量が納品された商品と同じというのはほとんどないので、すり替えられた証拠としてアマゾンと交渉ができます。

代引きとコンビニ支払いの設定をやめる

代引きとコンビニ払いは、個人情報を出さなくてもいいので悪質な犯罪の温床です。

なので、代引きとコンビニ支払いの設定をやめるというのがリスクを減らす対策のひとつです。

ただ、FBA発送の商品の場合は、代引きとコンビニ支払いの設定を無くせないので注意が必要です。

高額商品は自己配送がマストなんだね

代引き・コンビニ払いの設定の停止方法

代引きとコンビニ支払いの設定を停止するには、セラーセントラルの右上にある「設定」メニューから。

「出品用アカウント情報」を開くと、「支払情報」という欄があるので、

その中の「支払方法の設定(コンビニ払い/代金引換)」をクリック。

「支払い方法の設定」で「コンビニ決済を有効にする」の横のボタンがグレーなら「無効」になっている状態です。

ボタンがオレンジになってる場合は、コンビニ決済が有効なので、クリックしてボタンをグレーにし、「送信」を押すと設定が「無効」に変わります。

代引きの変更も同じ手順でOKです。

アマゾンの補償を受けよう

あまりにも酷いものはアマゾン側の補償を受けられる事も

悪質なすり替え・返品の被害を受けた場合、あまりにも酷いものはアマゾンから補償を受けられることもあります。

ただ、基本的には、ほとんど補償は期待できないといっていいでしょう。

アマゾンはあくまでも購入者を優先します。

問い合わせしてもテンプレの答えしか返ってこないことがほとんどだけど…

アマゾン側のミスがあればそれを伝えて補償して貰う

アマゾンに補償を求めるのはかなりの時間や手間を要するので、少額であれば諦めることも選択肢のひとつ。

でも、明らかにアマゾン側にミスがあるのであればそれを伝えて保証して貰うのがいいです。

さきほどお伝えしたシリアル番号や重量などを根拠に、あきらめずに交渉することが大事です。

僕も20万のカメラがすり替えられたときは15万ほど補償してもらいました。

まとめ

物販をしていくなかで返品があるのは仕方ないことですが、自分の検品不足以外に、悪質なすり替えや返品は死活問題です。

特に高額商品については、自己配送にしたり、コンビニ支払いや代引きができないようにするのも対策のひとつ。

万が一の場合に備えて、できるかぎり対策を取っていきましょう。