今回はFBAを利用しているセラーさん向けに、アマゾンFCへの送料を安く済ませる方法を紹介します。
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FBA納品で利用する主な配送会社(業者)
①ヤマト運輸
これは知らない人はいませんね。国内最大手の運送会社です。
クロネコヤマトの宅急便の一番の特徴は「クロネコメンバー割」ですね。
ヤマト運輸の公式サイトよりクロネコメンバーズに会員登録するだけで、最大で15%引きで商品を送ることができます。
会員登録は無料なので、活用しない手はありません。
②佐川急便
佐川急便も有名ですね。「飛脚便」という名前の配送サービスを行っています。
料金はヤマト便とほぼ同じくらいですが、ヤマトにはクロネコメンバーズ割があるためヤマトのほうが若干安いかな、という感じ。
1つ注意しておきたいのが、佐川急便には「120サイズ料金が無い」こと。なので仮に3辺合計101でも140サイズの料金が適応されてしまいます。
また、佐川には飛脚便ラージサイズ宅急便というサービスがあり、3辺合計260cmまでであれば配送してくれます。
佐川急便のその他サービスや料金に関してはこちらからご確認ください。
③日本郵便
日本郵便は日本郵政株式会社が行っている配送サービスですね。
FBA納品の場合は主にゆうパックを使うと思いますが、ゆうパックを利用する場合はゆうパックスマホ割を使うと料金を安くすることができます。
ただ、ゆうパックはほかの配送サービスと比較しても割高なのであまりおススメしません。
④エコムー便
これは「初めて聞いた!」という方もいるかもしれませんね。
エコムー便はFBA利用者専用の配送サービスになります。
料金は160サイズ(30kg以内)で1180円~。ほかの業者と比較しても圧倒的に安いです。
今回おススメした4つの配送会社の中で、一番おススメの会社になります。
一度に大量の商品を送る場合はヤマト便がおトク
ヤマト便とは
宅急便のサイズ(縦・横・高さの合計が160cm以内、かつ重さが25kgまで)を
超えるお荷物や、一梱包あたり30万円を超えるお荷物をお届けします。出典:http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/yamatobin/
ここまでは普通の宅急便とさほど変わらないように見えますが、ヤマト便の最大の特徴は「荷物の総重量で料金が決まる」ことです。
ヤマト便の料金プラン
宅急便の料金は段ボール1つ1つに対してかかりましたが、ヤマト便の場合は荷物の総重量に対して送料が計算されます。
これは一度に大量の荷物を配送するときに、かなりの送料の節約になります。
仮に、名古屋市内から神奈川に120サイズ段ボールを5箱送る場合、通常の宅急便だと
宅急便⇒1,577円(通常料金)×5箱=7,885円
となり、8,000円弱の送料がかかってしまいます。
一方ヤマト便は荷物の総重量に対して送料が計算されます。総重量の計算式は以下です。
【容積換算重量の計算方法】
縦(メートル)×横(メートル)×高さ(メートル)×280=容積換算重量(kg)出典:http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/search/yamatobin/yamatobin_ryokin/aichi.html
なので、仮に段ボールサイズが45cm×35cm×30cm(120サイズ)だった場合、総重量は
0.45(m)×0.35(m)×0.3(m)×280×5(箱)=66.15kg
となります。
次に名古屋市内ー神奈川県の料金表を確認すると…
なんと3000円程度で送れちゃいます!
送る荷物の重量が増えれば増えるほど1箱あたりの送料を安くすることができるので、一度に大量の荷物を配送するときには必ず利用しましょう。
法人契約も視野に入れる
送る荷物が多くなって来たら、配送業者との法人契約も考えましょう。
法人契約をすることで、通常よりも安く荷物を送ることが可能になります。
法人契約に関しては配送料金について考えよう その②〜宅配業者との契約〜でまとめています。
Q&A:FBA納品の小技
段ボールに入らないサイズの商品はどうやって納品する?
寸法などの関係で段ボールに入らないサイズの商品ってありますよね。
そんな時はプチプチやシュリンクで商品の周りを巻いて納品すれば、問題なく受領されます。
FCの場所は任意で変更できる?
基本的にはできません。
たまに納品手続き中、1つ前のステップに戻って再度手続きを進めると納品先FCが変更されている場合がありますが、確率は低いですね。
納品作業を外注したいんだけど…
ある程度商品の検品・梱包に慣れてきたら作業の外注を考えましょう。
外注に関しては以下の記事にまとめているので、「そろそろ外注したいなぁ」と考えている方はチェックしてみてください。
プライスターパートナー
また、価格改定ツールのプライスターを使っている人は、プライスターのサービスの一つであるプライスターパートナーを利用できます。これを使えば納品外注さんを簡単に探すことができます。
ぜひこちらもご検討ください^^